お疲れ様でございます!
きあぽんでございます。
今回はみんな大好き高配当株について考えてみたいと思います。
高配当株というのは四半期毎ごとにもらえる配当が高い株の総称です。
いわゆる定期的にキャッシュがもらえるという事で、一部の方に大人気です。
しかし、それは本当に得なのか考えます。
気になる点は次の2点
・高配当はもらえるけど本体(株価)が下がっている
・配当には税金がかかる
順に見ていきます。
高配当株というのは、安定した事業でキャッシュが稼げる会社が多いです。
なので新規事業というよりは、新商品や既存の人気商品を守る形の会社が多いです。
安定して、配当がもらえる点では確かにいいでしょう。しかし、大きく事業を伸ばしたり新規事業を買収したりという事はあまりしません。よって株価は上がりにくいというかマイルドです。ちなみに暴落の時は結構な幅でたたき売られます。さらに買い戻しには期待感の薄さから戻りも遅いです。なので高配当株というのは期待の薄い株や、売り込まれているボロ株も多いです。記憶にも新しい高配当株のゼネラルエレクトリックは、業績の悪さから人気もなく株価も低く高配当でした。その後ダウ採用銘柄からも除外され株価も下がり、配当もほとんどなくなりました。
その点アップルやマイクロソフトなどの人気のハイテク株なんかは、配当の財源は事業への設備投資や新商品開発や自社株買いにまわされ、さらに株価を押し上げる努力をします。
きあぽんのポートフォリオの実に20%を占めるボロ株の集合体のSPYDはコロナショックで33%の下落で、いまだに23%のマイナスです。これでは配当が7%あっても3年以上かかります。きあぽんが買ったときは4.5%くらいだったので5年くらいかかるでしょう。
個別株では論より証拠なのでチャートを見てみましょう。
たばこ会社で高配当投資に大人気のアルトリアグループ MO
10年チャート。これ下の方で買えればいいですが2017年ころに買っている方は厳しいですよね。配当が確かその頃で利回り4~5%くらい。損益分岐点まで何年かかるでしょうか。
再投資すればいいといいますが、タバコという事業の将来性はどうでしょうか。値上げをすればいいとか世界的にはまだまだ吸っている人が増えているらしいですが、どうでしょう。
同じくエネルギー株のエクソンモービル XOM
ダウ採用銘柄からも除外されましたね。ウイルスショックに先立つ石油に関わる暴落もありましたが、値動きが難しすぎます。素人に原油の値動きがわかるでしょうか。本当に買い増ししていいのでしょうか?
これなら高配当でもマクドナルドやコカ・コーラなどのこれからも事業が落ちなそうな銘柄の方がいいではないでしょうか。
次に気なる点として、税金があります。
いわゆる配当再投資のトータルリターンが凄いといいますが、これの計算方法として税金が加味されていない場合が多いです。5%の配当がもらえるとしても、外国株税込みで30%の税金がかかります。手取りで3.5%くらい。これに株価の上昇が良くて3%でトータルリターンが6.5%です。
S&P500なら株価はここ10年では平気で12%とか上昇します。さらに配当が2%弱。手取りでも11%とかもらえます。これなら基本はS&P500に投資しておいて、欲しい分だけ現金に換金すればいいという事になります。アメリカやイギリスではこちらが主流になっているとのことです。注意点としてウイルスショックのような暴落時に現金化するとリターンが悪くなりますが。
いかがでしょうか?
これらの点に注意して投資方法を再点検してみるのも一案かと思います。
また思いついた事は書きますね!
一緒に頑張りましょう。ではまた!
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