こんにちは。
きあぽんです。
さて、現状市場は上向きながらも、不安定になってきました。
そこで、昨夜の欧州の要人発言がでています。
ヨーロッパでは、インフレが目標に近づくまでさらに政策金利を低い水準にするとのこと。
しかし。
成長見通しのリスクは依然として下向きとのこと。
かつて世界の覇権を握っていたヨーロッパですが、現状はアメリカ、中国にその座を譲っています。
欧州では、各国の経済格差、中東からの難民問題、イギリスの離脱問題などなど問題は尽きません。
かつては経済的にも外交的にも地域として一つになり、アメリカに対抗しようとして意気揚々と発足したEUですが、現状は様々な問題点が噴出しています。
そもそも多様な人種、国、地域、宗教、考え方があるのに、それを一つの地域としてまとめることにも無理があったのではないでしょうか。
現在はそれら大きな国としての問題があるのに、ECの人々は労働問題にも力を入れており、経済を発展させようとせず、昔からの遺産の伝統や各国への人脈にすがろうするだけとさえ思える。
考え方には敬意を払いますが、発展までの道のりは長いでしょう。
投資としてみた場合、イギリス、フランス、ドイツには素晴らしい企業がたくさんあります。
しかし、イギリス離脱問題、トルコ、ギリシャの経済格差問題による、ポンドやユーロの長期で見た場合の価値など不透明感はぬぐえません。
今後数十年間はやはりアメリカの企業群、世界の企業群に分散投資をするのが良いでしょう。
ではまた!