おはようございます。
きあぽんです。
さて今日は少し、問題のある記事を見つけました。
名著「金持ち父さん、貧乏父さん」著者のロバート・キヨサキ氏のインタビューです。
~引用~
ロバート・キヨサキ氏(73歳)は、シンクアドバイザーとのインタビューで、従業員に対して、米大手金融機関はリスクの高い投機を行っていると緊急メッセージを発し、年金問題や株式市場を避ける理由を語った。米大手金融機関は、秘密主義で恥ずべきほど高い手数料に満ち、欺瞞的な成果を上げており、次の市場の暴落は、あなたを年金危機に陥れ破滅させるだろうと警告した。
キヨサキ氏は、証券取引委員会の元弁護士エドワード・シードル氏と共著した新著「誰が私の年金を盗んだ?そのルートを停止する方法」(Plata Publishing,2020年1月14日)について言及した。著書と同様に歯に衣着せぬ言い方で、ウォール街は「腐敗しており」、連邦準備制度理事会(FRB)を「犯罪組織」、多くのファイナンシャルプランナーを「無能」と呼んだ。
ちなみに、この方はアメリカの方です。
日本の年金の事ではないです。
質問:あなたは、ファイナンシャルプランナーが顧客と年金危機を話題にしていないと書いた。それはなぜだと思いますか?
キヨサキ氏:それは個々のファイナンシャルプランナー次第だ。ファイナンシャルプランナーは大半が無能なので使わない。彼らは販売員であって、金持ちではない。ウォーレン・バフェット氏は、地下鉄に乗るアドバイザーからアドバイスを受けるために顧客がロールスロイスで行くのはウォール街だけだと指摘した。
質問:しかし、あなたが警告するような年金危機に対してファイナンシャル・アドバイザーは何ができるでしょうか?
キヨサキ氏:アドバイザー次第だ。現在、誰もが約20ドルで銀貨を買うことができる。環境保護運動の圧力を受けて、より多くの人々が電池や電気自動車に銀を使うよう要求するだろう。銀は現在、史上最高値だ。しかし50ドル程度になるはずで、20ドルは市場で最も安い投資だ。
質問:あなたは銀を保有していると思います。
キヨサキ氏:私は銀鉱を始めた起業家だ。
質問:アメリカは不況だという訳ですね。この瞬間に?
キヨサキ氏:はい。株式市場が史上最高値を記録したことに誰もが満足しているが、彼らはレポ市場(現金担保付債券貸借取引)や主な規制のないのシャドーバンキングシステムを見ていない。問題は社債市場にある。
質問:説明してください。
キヨサキ氏:株式市場が高いのは、GE、フォード、ゼネラルモーターズ、AT&T、デルのような企業が数兆ドルを借り入れて自社株を買い戻しているからだ。これらの企業の社債はAAAからBBBに格下げされ、ジャンク債の1レベル上だ。2%へ金利を引き上げれば、借金を返済できなくなり、経済全体が崩壊する。だから政策金利を下げ続けているのだ。
質問:株式市場の見通しはどうですか。
キヨサキ氏:トランプ大統領が再選されるまでは高値圏で横ばい―もし再選される場合。しかし暴落すれば、バーニー・サンダース候補が勝つだろう。
質問:市場にどのように投資するのですか。
キヨサキ氏:株式市場には投資しない。天国へは100万のドアがあるが、金融地獄へは10億のドアがある。私は401 (k) もIRAも株も持っていない。私は不動産を多く持っている。7,000の賃貸物件を持ち、毎月7,000人が小切手を送ってくる。
質問:「世界経済を崩壊させかけたのは、サブプライムローンではなく、シャドウバンクだった」と書いているのに、あなたはシャドーバンキングに投資している。
キヨサキ氏:そこに資金があるからだ。私はウォール街や株式市場を信用していない。完全に操作されている。米連邦準備制度理事会 (FRB) と同様に腐敗している。FRBは税金でウォール街を救済した。現在、シャドーバンキングシステムは揺らぎ始めており、FRBはレポ市場で救済している。
質問:「株式、債券、ミューチュアルファンド、ETFのポートフォリオを十分に分散させるために長期的に投資する」という一般的なアドバイスになぜ異議を唱えるのか?
キヨサキ氏:「そうすれば安全だ」 と思わせて、人を催眠術のような状態にする。銀行家、FRB、財務省が皆をだましている間に、彼らに誤った安心感を与える。FRBは危機を引き起こす。2008ー2009年の金融危機から利益を得たゴールドマン・サックスのような連中を救済した。一方で、一般国民は全滅した。
質問:長期的な投資は悪いアドバイスだと思いますか?
キヨサキ氏:私が子供の頃、長期投資はうまくいった。しかし、あなたが1日1回の取引を行う一方で、現在の高頻度取引ではコンピュータとの取引が行われており、コンピュータは1秒間に100万回の取引を行うことができる。一般国民が理解する前に、専門家は市場から撤退した
彼の最初の著書では、株式の配当金と不動産の家賃収入を収益の柱にしていましたが、今では不動産一本のようです。
まあ、日本とは全く違う市場ですが、今やアメリカの市場は世界の投資の中心です。
本国の方の見方もありかなと思いました。
氏は米株の市場を全く信用していなようです。
というか、FRBも。
確かに、FRBといいトランプといい、ここ数年の株式市場は操作されている印象です。
これにより、爆益を得た方も多いでしょう。
しかし、このような操作された市場は今後どうなるのか注視しましょう。
最後に彼の決め台詞。
「私には毎月7000人から小切手が届く」
というのは、よほど気持ちがいいのでしょう。
でも、いまだに小切手を使うってww
ではまた!!
※このブログは投資を推奨するものではありません。