こんにちは、きあぽんです。
さてソフトバンクの決算が発表されました。
前回の悪い決算から今回の決算は注目されました。
内容はだいぶ改善されたという感じです。
12日の発表資料によると、本業の儲けを示す営業利益は全体で前年同期比99%減の25億8800万円となり、純利益も同92%減の550億円です。
ただし、前四半期決算の大幅赤字よりはだいぶ良くなってはいます。
問題はウィーワークやオヨの投資先の事業でしょう。
すでに投資会社となっているソフトバンクグループには、投資先の株式の時価評価が利益に反映されるために悪化すれば利益も減ることになります。
正直、悪いところは、早々に切って他の投資先に資金を振り向けるべきだと思うのですが、プライドがあるのか事情があるのか、なかなか切りません。
ビジョンファンド第二号も実績から、資金が集まらず、縮小で時期を早めて運用するそうです。
二号でぜひまた信頼を回復してほしいものです。
投資先としてみた場合、ソフトバンは魅力的です。
持ち株に、ソフトバンクKK、アリババ、スプリント、ARMなど各国のIT系の会社があります。
これらは今でも株価が上がっており、これからも稼ぎ続けるでしょう。
しかし、グループの投資による借金や、投資先の不祥事による株価の低迷など投資家のあいだでも評価が難しい会社でした。
孫さんをはじめ優秀な経営陣もあるのですが、それらの事情もあり、株価がずっと低迷というか割安という感じです。
今回の発表の直前から2月6日、エリオット・マネジメントがSBG株式を25億ドル以上取得したと報じられたことや、米スプリントとTモバイルの合併承認から株価は上がったものの、本当の意味での株価になるのはまだ先になりそうです。
きあぽんもずっと注目していて、買おうとしていた矢先の出来事でした。
ただ、まだソフトバンクの実績が伴わないと、投資先としてのうまみはまだ出ないでしょう。
注目していきます!
ではまた!
このブログは投資を推奨するものではありません。