NY市場の今週の動きと来週の見通し
こんにちは、きあぽんです。
さて今週は、NY市場も歴史的な乱高下で、気も休まらない方も増えたのではないでしょうか?
今回は、このようなニュースが出ていたのでご紹介します。
今週のNYダウは、米国での新型コロナウイルスの感染拡大懸念が高まり、記録的な値動きとなりました。
「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は、リーマンショック時の89.53に次ぐ76.83まで上昇。
NYダウは12日に過去最大の値下がり幅となる2,352.60ドルの下落。
13日には1,985ドルと過去最大の値上がり幅を記録するなど乱高下を繰り返しました。
NYダウは2月12日につけた過去最高値29,568.57ドルから20%以上下落し、「弱気相場入り」となりました。
WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)」に相当すると発表し、米国の感染者も1,000人を超える中、米景気の悪化を予想する声が増えています。
ただ、トランプ大統領が新型コロナウイルスに関して国家非常事態を宣言し、政策を総動員する姿勢を示したことで、米景気に対する不安心理は後退しています。
また、米国10年債利回りは9日に、過去最低となる0.314%まで低下しましたが、13日には1%に迫る水準まで上昇しています。
安全資産とされる米国債の買いが一服したことで、株式市場も落ち着きを取り戻すのではないかと考えています。
NYダウ 来週の見通し
来週の16日、G7がテレビ会議で緊急会合を開く予定です。
新型コロナウイルスに対する経済や金融への対応が協議される見通しで、世界的な協調対応が期待されます。
また、17~18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)や、18~19日の日銀金融政策決定会合での金融緩和を見極める展開になるでしょう。
NYダウはパニック的な売りが一巡し、戻りを試す週になりそうですが、VIX指数は57.83と高止まりを続けています。
来週も乱高下を続ける可能性があるので注意が必要です。
マイクロソフトニュースより
週末の最後の最後に、トランプの経済対策が発表されて、買い戻されましたが油断は禁物です。
週末のお休みで冷静になり、週明けは売りが出る可能性もあります。
最後にこの機会に取引をする方へ。
投資は生活が成り立ってこそですので、くれぐれも慌てて積み立てて、市場が暴落して含み損のときに投資資金を取り崩すことがないようお気を付けください!
では良い日曜日を!
きあぽんでした!
※このブログは投資を推奨するものではありません。